私たちが応援している、公益財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」の概要です。

プロジェクトメンバー

・理事長:細川 護熙 元首相

・副理事長:宮脇 昭 横浜国立大学名誉教授


理事長 :細川 護熙 (ホソカワ モリヒロ) 元首相

副理事長:宮脇 昭 (ミヤワキ アキラ) 横浜国立大学名誉教授
理 事 :秋元 康(アキモト ヤスシ)  作詞家・プロデューサー
        :岡田 康彦(オカダ ヤスヒコ)  公益社団法人日本環境教育フォーラム会長
        :佐藤 可士和(サトウ カシワ)  アートディレクター
        :澁澤 寿一(シブサワ ジュイチ)  NPO法人樹木環境ネットワーク
        :千住 博(センジュ ヒロシ)  画家
        :坂 茂(バン シゲル)  建築家
        :ロバート・キャンベル  東京大学教授
        :新川 眞(ニッカワ マコト)  国際生態学センターコンサルタント
監 事   :川瀬 修平(カワセ シュウヘイ)  三井物産株式会社
評議員   :安西 祐一郎(アンザイ ユウイチロウ)  独立行政法人日本学術振興会理事長
        :江崎 玲於奈(エサキ レオナ)  物理学者
        :倉本 聰(クラモト ソウ)  脚本家
        :陽 捷行(ミナミ カツユキ)  北里大学副学長
        :山折 哲雄(ヤマオリ テツオ)  宗教学者
顧 問 :田中 恆清(タナカ ツネキヨ)  神社本庁 総長
        :冨木田 道臣(フキタ ミチオミ)  株式会社エフエム東京代表取締役

「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」設立記者会見 2012.5.25

「森の防波堤」構想

 震災がれきを活用、東北に「森の防波堤」を 横国大の宮脇氏に聞く

(2012/2/1 日本経済新聞)から抜粋

 

――震災がれきを活用した「森の防波堤」とは。

 

「震災で生じたがれきのほとんどは、家屋などに使われていた廃木材やコンクリートだ。これらはもともと自然が生み出したエコロジカルな『地球資源』だ。捨てたり焼いたりしないで有効に活用すべきだ

 

「海岸部に穴を掘り、がれきと土を混ぜ、かまぼこ状のほっこりしたマウンド(土塁)を築く。そこに、その土地の本来の樹種である潜在自然植生の木を選んで 苗を植えていけば、10~20年で防災・環境保全林が海岸に沿って生まれる。この森では個々の樹木は世代交代しても、森全体として9000年は長持ちする持続可能な生態系になる

 

「将来再び巨大な津波が襲来しても、森は津波のエネルギーを吸収する。東北地方の潜在自然植生であるタブノキやカシ、シイ類などは根が真っすぐに 深く地下に入る直根性・深根性の木であるため容易に倒れず波砕効果を持つ。背後の市街地の被害を和らげ、引き波に対してはフェンスとなって海に流される人 命を救うこともできる」

 

東北の海岸線に南北300~400キロ、幅30~100メートルほどの鎮守の森を再生できれば、緑の防波堤となるだけでなく、鎮魂の場にもなり、後世の人々が緑を満喫できる自然公園にもなる

 

――がれきを使うことに問題はないのですか。


がれきを使うことにこそ意味がある。根が浅いマツなどと違って常緑広葉樹は根が深く地中に入る。根は息をしており,生育には土壌の通気性が大事だ。土とがれきを混ぜることで通気性のよい土になる。木材など有機性の廃棄物はゆっくり分解し樹木の養分となる

 

「がれきを利用した復興の事例はたくさんある。第2次世界大戦後の復興でドイツやオランダでは公園づくりにがれきを利用した。身近な例では横浜の山下公園は関東大震災のがれきを埋め立てて復興のシンボルにした」

 

――潜在自然植生の森なら、丈夫で長持ちするということですか。

 

「世界各地で植樹活動をしてきたが、世界は日本をじっと見つめている。大災害からどのように立ち直るのか、日本人の力を見定めようとしている。日本 人は6000年にわたって守り続けてきた鎮守の森の知恵を生かし、9000年はもつ本物の命の森をつくり、二度と津波で多くの人命が失われないようにしな ければならない。世界にも例がない先見的な試みをやってのけたときに、世界の人たちは『さすが日本人』と言うに違いない

 

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今年84歳の宮脇昭さんは、これまで日本国内各地や中国、インドネシア、ブラジル、アフリカなど1700ヵ所以上で植林活動を行い、 約4000万本の木を植えてきました。(毎日出版文化賞、朝日賞、紫綬褒章、瑞宝章 、ブループラネット賞など多数受賞)

 

宮脇さんが昨年4月に提唱した「森の長城プロジェクト」という優れたアイデアは、東北の人たちが最も恐れている津波から人びとを守る「森の防波堤」をつく るために、東北の人々の思いがこもった大切なガレキを焼却したり、捨てたりせず、逆にそれを東北を守るための「森の土台」として活かすという取り組みで す。この「森の長城」は、震災で犠牲となった方々の鎮魂にもなるはずです。

 

南北300~400キロほどの植林用のマウンド(土塁)を築く費用、9000万本の苗木代など多額の費用がかかりますが、例えば、ガレキの広域処理をやめ て地元処理にするだけで、1兆円の予算が半額の5000億円で足りるとも言われています。そうすると残りの5000億円を「森の防波堤」づくりに活用でき ます。

 

世界にも例がない「凄い森づくり」に対して、東北の復興を願う日本全国からの支援が集まるはずです。さらに、世界からの支援も集ま ることでしょう。また、南北300~400kmの壮大な「森の長城」は、植林や苗木の生育段階から観光資源となり、5年10年と森が成長するほどに「壮大 な森の長城」を見にくる観光客が日本全国、世界中から集まってくるでしょう。

 

20年経って、生物多様性が豊かになった森は、世界のエコロジー運動の中心地となり、大学や研究施設も集まってくることでしょう。そして、いずれは「森の長城・森の防波堤」は、世界遺産となることでしょう。

 

「絶対に起こらない」はずの原発事故を起こして、子どもたちや未来世代が生きていく環境を放射能で汚染してしまった私たち大人世代は、今、自分たち自身のことよりも子どもたちの未来を少しでも明るいものにするために、できるだけの努力をしたいと思います。

 

それが、子どもたちや未来世代からの信頼を取り戻す第一歩になると私たちは信じています。できるだけ多くの日本人と世界の人々が一緒にチャレンジしてくれることを願っています。

 


連絡先

公益財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」

〒104-0028 

東京都中央区八重洲2-2-1
ダイヤ八重洲口ビル2階
TEL 03-3273-8851

    (平日10時~17時)
FAX 03-3273-8871
info@greatforestwall.com

http://greatforestwall.com/

 

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いのちを守る森の防潮堤推進東北協議会 事務局

〒981-0931
宮城県仙台市青葉区北山1丁目14-1 金剛寶山 輪王寺内

TEL 022-234-5327
メール morinobouchoutei@gmail.com、rinnoji_jimusho@yahoo.co.jp 

http://morinobouchoutei.com/


震災直後から「森の防潮堤」のプロジェクトを推進して来られました。年会費500円で入会できます。会費は、いのちを守る森の防潮堤の推進に使われるそうです。

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★当サイトは、プロジェクトを応援するために、情報を集めて、自主的に作っているものです。


<作成者>
「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を応援する市民ネットワーク

 福岡県遠賀郡水巻町下二西3-7-16

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